意味があるとかないじゃなくて

君のことが好きだってただ言えるのなら単純だけど

カプセルホテルに泊まった話

もう暑いね。
5月下旬は夏だ。
就活生の戦いは佳境を迎えています。
そんな中、今回は地方学生が東京に就活しに行った話をします。


ひとりTokyo。

地元では単独行動なんて慣れたもので、むしろひとりのほうが楽でいいや〜なんて言って金沢ひとり旅を敢行したこともあったのですが、何気に東京ひとり旅は初めてでした。現地で知り合いと合流したりしてたし。

ところがどっこい今回はひとりではないか!
まぁ東京なんて時間潰す場所も観光スポットもそれなりにあるし、暇しないだろうと思ってました。まぁ何度か行ってるし目新しいものも無いだろうから、今回は大好物のポテト専門店巡りでもしようかと2日で3軒回りました。旨かった。
f:id:yyy76j:20160524132351j:image



そして本題のカプセルホテル。
多忙を極める先輩宅に1ヶ月おきにお世話になるのも気が引けたので、今回は宿を取ることに。しかし東京行きが決まったのは出発3.4日前!手頃で駅チカなところなんて空いてねえだろうと思いながら探し始めたところ、案の定どこも満室でした。しかも木曜日の宿泊だったのですが、なんかすごいお値段するのよ…なんで??

これはカプセルホテル泊まるしかないのか…と思いつつ、カプセルホテルのイメージはセキュリティ甘くて不安しかなかったから倦厭していました。
そこで出会ったのが、今回宿泊したカプセルホテル。 


First Cabin 愛宕山
f:id:yyy76j:20160524133357j:image
f:id:yyy76j:20160524133403j:image

飛行機のファーストクラスをイメージした比較的新しいタイプのカプセルホテルです。スッキリ!等のWSでも取り上げられてたのを見た記憶があります。

なんでもカプセルホテルは法律上、部屋ごとに鍵をかけられないようなので、完全なセキュリティではありませんが、決め手はコチラ↓
  • 女性専用フロアがある
  • 鍵付きのセキュリティBOXがある
  • 天井が高い
  • 脱衣所にもセキュリティBOXがある
  • お手頃価格


ひとつずつ解説していきます。


女性専用フロアがある

愛宕山に限って言うと、まず6Fがフロントです。一旦6Fまで上がり、チェックイン後に各フロアに向かいます。
7〜8Fが女性フロア、3〜5Fが男性フロア。
f:id:yyy76j:20160524133422j:image
私は8FだったのでEVを使いました。EVも、チェックイン時に渡されるICカードをかざさないと7.8Fのボタンは押せないようになっています。
階段もありますが、6Fからは上り階段と下り階段で扉が分かれていますし、女性専用フロアに入る手前にもセキュリティ扉があります。
絶対的なセキュリティではないものの、まぁまぁひとつ安心ポイント。


鍵付きのセキュリティBOXがある

個室はアコーディオンカーテンやスライドカーテンが扉の代わりをしており、鍵はかけられません。故に各部屋にセキュリティBOXが据え付けられています。
私はビジネスクラスの部屋に泊まったのでそれほど大きなハコではなかったのですが、リクルートバックはすっぽり入りましたし、入れておきたい貴重品類も十分入る大きさでした。
f:id:yyy76j:20160524133428j:image
ちなみに、ビジネスクラスの部屋にキャリーケースは入りません。カーテンの外に出しておくしかないようです…。


天井が高い

カプセルホテルといえば、天井が低く室内では立てないというイメージ。
ところがココは違います。縦にハコが並んでいるわけではないので、天井が高い!嬉しい!
f:id:yyy76j:20160524133436j:image
ビジネスクラスでもベッドの上に立って着替えられます。
閉塞感もないので、安心して眠れます。


脱衣にもセキュリティBOXがある

カプセルなので、もちろん部屋にお風呂やトイレはありません。7Fに大浴場があり、トイレは各フロアのセキュリティ扉の外にあります。
大浴場の脱衣所には、暗証番号式のセキュリティBOXがあります。部屋のセキュリティBOXの鍵もスマホも財布も全部入れておけますし、暗証番号式なので浴室内に鍵を持ち込む必要もありません。嬉しい。


お手頃価格

今回私は楽天トラベルから予約しました。
お値段は¥5,300。
結果的にこのお値段でも納得はできましたし、それほど不満はありませんでした。
むしろ予約のタイミングで5〜6千円で収まるホテルが見つかったことが嬉しい。
ビジネスクラスでこのお値段で、ファーストクラスになると+1,000円ほど。
狭いところ好きなのでビジネスクラスでも十分ですけどね(笑)



その他使用感という名の感想も少し。
 

7Fの大浴場

f:id:yyy76j:20160524133724j:image
シャワールームが1つ、大浴場にはシャワーブースが4つと湯船、洗面台は4つしかありません。ドライヤーは4つありますが、ヘアアイロンは2つしかありません。タイミングを間違えると混んでるかもしれません。
ヘアアイロンがあるということで今回は持参しなかったのですが、結構使い古されていたのかストレートとカールの切り替えボタンが勝手に切り替わっちゃって使いづらかった……。


アメニティ

フロントでヘッドホンを借りられます。これがないとテレビの音が聞こえない。
各部屋にあったのは、ルームウェア、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、ハンガー×2。
ルームウェアは半袖半ズボンです。冬は長袖になるのかな?特別寒いということはなかったです。
f:id:yyy76j:20160524133744j:image
大浴場にあったのは、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔料、メイク落とし。公式HPには綿棒、カミソリ、ヘアブラシなんかも書いてあるのですが、どこにあるのかわからなかったのでフロントでもらえるのかな?耳栓はフロントにありました!
特に何か足りないと思うものもなく、一般的なホテルと変わらない品揃えでした。

ちなみに朝食は600円で焼きたてパン食べ放題。(※要予約)


ビジネスクラスルーム

チェックイン時に言われたのですが、とにかく音が抜ける。壁が薄いし扉はカーテンだし下に隙間があるのでまぁ抜ける抜ける。袋がカサって鳴る音も最初は気になりました。個人的にはその後テレビ見るためにヘッドホンつけたので周りの音は気になりませんでした。
音漏れに気を遣うので、音の鳴るめざましはもちろん禁止。2日目はゆとりのあるスケジュールだったのでめざましはかけませんでしたが、朝早い方にはちょっと怖いかもしれません。代わりと言ってはなんですが、頼んでおけばスタッフの方がわざわざ起こしに来てくれるサービスもあるそうです。ちょっと恥ずかしいよね〜(笑)


アクセス

最寄駅は都営三田線御成門駅
A5出口から徒歩5〜6分。
大通りから2本ほど中に入ったところにあります。なんとなくわかりにくいところにありますが、看板が出ているので注意して見てると分かると思います。
f:id:yyy76j:20160524133448j:image



まとめ

長々と書いてきましたが、就活や出張などひとりで来る分には十分満足できるのではないでしょうか。
オタク遠征には不向きです。なんせしゃべれないし、一人一部屋、しゃべれるスペースは6Fまで降りないといけません。その上フロントの目の前。
オタク遠征は普通のホテルを選びましょう(笑)



以上、ひとりTokyoカプセルホテル初体験の記でした〜!!