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意味があるとかないじゃなくて

君のことが好きだってただ言えるのなら単純だけど

Tasty Uを味わう。

アルバム『DEAR.』を聴き込んで早1週間。

そろそろスルメ曲やイチオシ曲が確立してきた頃でしょうか。

 

私はというと、自担でもあるひかるくんが至る所で「Tasty U」を推しまくっている影響もあってか、今では完全にTasty U厨です。チョロい。

 

何度かTwitterでもつぶやいてるのですが、Tasty Uって木10ドラマばりのストーリー性あると思いません??不倫というか、男女のすごいドロドロしたかんじの…不倫か。

 

というわけで、ここにきて勝手にTasty U から妄想するドラマを考えてみました。

お時間とお気持ちに余裕のある方はお付き合いくださると嬉しいです。

 

 

 

「愛したい」で始まるこの曲での設定は、既婚者である女性と年下男性の不倫のお話です。そして基本的に男性目線です。

 

How many jealousy? どれだけ嫉妬すればいいの?

何度も繰り返されるこのフレーズが男性の本音であり、戸惑いです。

 

1番は男性が優位な立場。不倫であることはわかっていても、愛した女性は守って見せるという男のプライドを垣間見ることができます。

彼女の指先や口元の小さな動きに支配欲を掻き立てられ、出会って間もない逢瀬の夜の始まりを物語ります。

 

しかし彼女は既婚者。微笑みの合間にふいに見せる哀愁漂う表情に彼も気づいているのですが、自分との夜には持ち込んでほしくない。彼女の後ろめたい気持ちを「夜に滑って溶けていく」とは言っているものの、「溶かしてやる」ぐらいの気持ちなのではないでしょうか。

 

そんな彼の熱い思いが表れているのがサビの部分。「綺麗に無邪気に永遠に」出会ったときに受けた印象のまま、誰かの妻として縛ってしまいたくない。自分の腕の中では無邪気な子供のままでいさせてあげたい、君とのロマンスの中で一緒に揺れていたいという男のロマンです。

夜が明けてお互い別の家に帰宅することなんて考えずに、嘘や偽り、余計な言葉は無くして、出会った日のようなトキメキしかなかった夜をいつまでも…と一人願う彼。

 

けれど実は彼女のほうが一枚上手だった。そう気づくのが2番です。

「Bitterな静寂すら君は楽しんでいるように空を見てる」彼女のそんな姿を見かけるようになり、彼女を手に入れたいがために囁いた言葉も彼女に届いているようには思えない。自分との許されない関係を少しずつ崩すかのように、絡み合った紐を、運命を解いていく彼女を見つめます。

 

しかし彼もこのまま黙っているわけにはいきません。愛する女性を手に入れたい一心だった心は、いつしか彼女の夫である男性に勝手な競争心を抱くようになるのです。

スリルを楽しみ、女性を奪いたい、自分のものにしたいという衝動に駆られていく彼。

「危険なルーレット このスリルに賭けて」と歌うひかるくんの歌い方にはスリルを味わうかのような響きがありますし、「君を奪って駆けていく」を歌い上げる伊野尾くんからは彼の野性を感じます。

彼女が自分との関係を終わりにさせようとしていることに気づかないフリをして。

 

 ついに迎えた彼女との最後の夜、嫌いになれたらどんなに楽だろうというのは世の不倫物語のテッパンですが、それでもまだ余地があるのなら彼女の駆け引きに踊らされたいという未練。

反対に、この一夜だけは情熱的に過ごしたい、男のプライドを持っていたいという気持ちの見える2回目の「おやすみ」。

純粋に二人の時間を楽しめたあの頃と同じ夜にしたいという彼の思いの影も見えます。

でもどう頑張ってもやっぱり嫌いにはなれなかった…夢で見る貴女ではない、まやかしじゃない実物の君が欲しいのにという思いから出た言葉が、「愛して」。

 彼女から離れなければならないことへの葛藤を描いたのが2番でした。

 

彼女の本心は定かではありませんが、自分との関係を遊び程度にしか思っていないのではと疑い始めた彼。彼女に別れを告げられたことで動揺した彼自身の葛藤をくぐもった声で表現するのがCメロ。

まだ自分を騙せていると思っている彼女は悩ましく涙ぐむ。彼女の瞳には、未練のある自分を認めたくなくて言い訳をしている自分が見えるのですが、彼女にそんな姿を見せるわけにはいかない。口から出た言葉はその気持ちとは裏腹な、愛を囁く言葉であり、自分への言い訳の代わりの言葉。「放つ」というワードに、何かを振り切るかのような彼の意志が見え隠れしています。少しずつ山田の声がハッキリすることで彼の気持ちが覚醒したような印象も受けます。

 

そして大サビ。大サビの歌詞は1番のサビと同じものですが、彼の感情はまったく別物です。1番では現実の彼女を守りたい、自分のものにしたいという、浮気関係ながらも純粋な恋心だったのに対し、大サビの彼に現実の彼女は見えていません。夢マボロシの彼女でいいから、自分のそばに置いておきたいという狂気にも似た感情を抱きます。

彼女に言っていた「嘘なんてもういらない」が、ここでは自分に言い聞かせているようにも聞こえます。ただ彼女を愛することができるならもうなんでもいい、という気持ちのこもった渾身の「愛したい」を放って、曲は終わりを迎えます。

 

怪しげな盛り上がりをみせて曲は終わってしまうので、その後二人がどうなったかはあまり想像したくない部分でもあります。すごく余韻を残した終わり方ですよね。

 

 

 

…と書いたものの、サビで使われてる高音から最初に感じたのはドラマのED、エンドロールと一緒に不倫関係の二人が抱き合ってる画だったんですけどね。最初はもっとロマンティックなシーンを想像してたのに書いてみたらこれだからビックリした(笑)

人の感情を言葉で表すのって難しいし、自分で書きながら途中わけわかんなくなった箇所もあるので意味わかんねぇよって思われる方もいらっしゃるかと思いますが、あくまで個人の推測というか妄想ですので、詳細はIWATSUBO KODAI先生に聞いてください(笑)

 

すごく高音が綺麗でドラマティックな曲調がステキな「Tasty U」、ぜひもう一度噛みしめてみてください(^◇^)